株式会社安成工務店

建築家の秋山東一先生の設計道場が安成工務店で開催されました。

秋山先生はＯＭソーラー協会の創生時にフォルクスハウスというシステム住宅を開発されたことにはじまり、当社では福岡西展示場も設計して頂くなど。

当社の住宅建築の歴史において先生との出会いは欠かせない存在です。

秋山東一先生

名古屋のコスモホーム様が主宰され、全国から強者の道場生が参加、今回でなんと163回目、15年目を迎える歴史ある設計道場なのです。

当社を会場として頂くにあたり、いつもの道場生に加え、安成工務店の設計メンバー、これから設計を目指す若手たちのも併せて総勢で約60名の大賑わいな取り組みとなりました。

当社分譲地の新下エコタウンを敷地として条件を設定、短時間でプランを完成させ、プレゼンを行い、先生から講評を頂くという流れです。

細かい条件設定を敢えて設けないなかで各々の想像力を絞り出して即日設計するという内容は、知識や経験、寸法感覚がなければ、プランさえ困難な課題だったと思います。

プレゼン提出は午前に締め切りでしたが、終わっていない社員も多く少し延長を頂き、私も取り上げられるギリギリまで粘って取り組みました。

想像した完成度とは程遠く、力の無さを自覚するとともに、開催前には建築家：古西氏を先鋒として「道場破り」を目論んでいた計画は浅はかなものとなりました。

聞き入る生徒のＫ氏

午後より先生の講評が始まり、先に道場生、その後安成社員のプレゼンという順番です。

「よくこんな短時間で綺麗にまとめるなんて！」と生徒さんのプレゼン内容に感嘆する一方で、当社は講評して頂くに至らない成果物が多く、会場がコールドゲーム的な空気感が充満しておりましたが、落ち込んでいる間はありません。

この道場で秋山先生は「知ることでもなければ分かることでもない、設計とは身につけるものである。」と説いています。

現状をよしとせず、謙虚な気持ちで、継続して学ぶことなくして身につくことなどないものです。

よい緊張感のなか、各々の社員は日頃得難い経験の場を頂いたと思います。

道場関係者の方々には大勢での参加を承諾して頂き、有難うございました。

成長した姿、設計を絶対見せたいと誓う私達でした。

※先生のプランはもはや巨匠の域

道場生の方々に数名の安成社員のプレゼンを混ぜてみました。

なんか上手くなった錯覚しそうです。

さて私のはどれでしょう？

福岡西展示場

https://www.yasunari.co.jp/modelroom/fukuokanishi.html

秋山設計道場

http://cosmo-net.jp/event-info/sekkei/

【下関支店】三浦　和