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2023年3月28日(火)

    【宇部】手放せない絵本たち

    我が家の3兄弟が小学生だった通算13年間、私は年に数回小学校へ、朝の読み聞かせ協力員として通っていました。

    絵本や児童書は、大人が読んでも面白いですし、心温まるものや教訓になるようなものも沢山あります。

    成長期の大事な時期に影響するのですから、心の栄養になるものをと選んでいました。

    小学生の間、我が子たちに与えた本・図書館や図書室で借りた本は私も一緒に読んで、

    感想を言い合ったりするのも大事なコミュニケーションのひとつだったように思います。

    高校生になった三男とは今も、学校での朝読の時間に読む本をシェアしています。

     

    それでは、私の大切な絵本たちを、少しだけ紹介したいと思います。

     

    まずは、ちょうど今の季節にぴったりなものを、

    お花見シーズンが終わると目立たなくなってしまう桜の木、

    でもね次の年もまた花咲かせるまで、かけがえのない時を過ごしている、

    そんな桜の木の四季を優しく綴っている絵本です。

     

    そして、「童謡詩集」絵本

       

    うたうようにやさしく読み聞かせられる15編の詩集。

     

    「さくら」「ほしとたんぽぽ」どちらも、目立たずとも・目に見えずとも「ある」ことに、思いを寄せることができる絵本です。

     

    こちらは、あの有名な昔話の後日談。

      

    図書館で見つけて使い、後日また借りようとしたら落丁していて貸出禁止になっていましたので、取り寄せた本です。

    鬼の子と村の子の鬼ごっこ(^^)、角隠しした鬼の花嫁さんと村の若者との国際?結婚(^o^)♪

    ほんわか、どこにも悪役のいない平和な世界が築かれていて、理想郷!?

     

    それから、お次は、

    不審者を家に上げるのはどうかと思いますが、見た目や噂に惑わされないで、偏見無く接してみたら、

    もしかしたらもしかして思いがけない人が、自分にとっての福の神になるかもしれない・・。そう思わせてくれる1冊です。

     

    もう子どもたちも成長し、絵本を必要としなくなった今でも、書店に行くとついつい絵本コーナーにも足が向きます。

    最近購入したのはこれです。子育てが終わりそうな今だから響くのでしょうか。

      

    「・・まだ たりない」ホントに・・。

     

    懐かしい曲が流れてくるとその頃の思い出がよみがえるように、

    読み聞かせていた絵本たちのページをめくると子どもたちとの思い出があふれ出してきます。

    だから手放せない・・思い出は宝物。

     

     

    ■宇部支店 大畠見江子

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