株式会社安成工務店

「北斎」展の閉会が近いことに気づいてあわてて九州国立博物館にいってきました。

前回訪れた九博は、「阿修羅展」だったなあ、と思いをはせているとエスカレーターの横に当時のポスターが貼ってあり、会期は2009年でした。

もう13年、、、時が流れるのは速いものです。

建物にはいると長蛇の列。予想はしていたものの、少々後悔。

ならんで待つこと４０分で、ようやく会場に入れました。

写真は、北斎が晩年毎日日記のように描き続けた「日新除魔図」の展示コーナーです。

全219枚の一般公開は初めてだそうで、珍しいものがみれました。

このコーナーは撮影可ですので、きっと皆さん自分の誕生日の日付の入ったものを探して撮影しているのでしょう。

そして小布施の天井絵、これは小布施を訪れた際に見てるのか？？

もう４半世紀以上前のことで記憶も曖昧。またもや感じる流れるゆく月日。

出口でふと、富士山の向うに竜が登っていく絵（最晩年の作品「富士越龍図」）、を見てないなと思いもう一周。

しかし、５月の入替でもう展示されてないとのことでした。

なんだか残念な気持ちで帰路につきました。

次の機会は、しっかり下調べして、平日に行けるよう計画しようと心に決めたのでした。

■設計センター　村中 良