株式会社安成工務店

我が家では毎年この時期に萩市の笠山というところに足を運んでいます。

一番の目的は春の訪れを告げる椿の花を見に行くことです。

笠山には椿の群生林があり、およそ10haの広さに約25000本ものヤブツバキが自生しています。

これらの椿は2月中旬から3月下旬にかけて見頃を迎えます。

樹上の濃緑の葉の中に鮮やかに咲く花も綺麗ですが、木から落ちた花が地面を赤く彩る光景も見事です。

時期が早いと落花が少なく、遅いと樹上の花があまり残っていなかったりと、なかなかベストなタイミングで訪れたことはないのですが、それでも他では見られない椿に囲まれた光景は非日常を感じさせリフレッシュさせてくれます。

笠山は東洋最小の活火山とも呼ばれ、約１万年前の噴火でできた標高112ｍの小さな山（スコリア丘）です。

山頂まで行くと直径30ｍ、深さ30ｍの噴火口内に降り立つことも出来るようになっています。

また、山頂には日本海を臨む展望台もあり、その絶景は「日本の夕陽百選」にも選定されています。

この山頂までは車で登ることもできますが、椿群生林から繋がる遊歩道を歩いて登るのがお薦めです。

道中の雰囲気のある苔むした石垣や石段、ト〇ロに会えそうな緑のトンネルなど

風景を楽しみながらマイナスイオンをたっぷり浴びる往復１時間ちょっとの道のりは心地良い疲労感を得ることができます。

　笠山には他にも

・池なのに海水魚が生息する不思議な“明神池”

　・夏場にお勧めの天然クーラー“風穴”

　など、まだまだたくさんの見所があります。

https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100055

　現在は椿群生林の「椿まつり」も開催中。

笠山椿群生林

皆さんも是非一度訪れてみて下さい！

■周南支店　末冨 栄次